もうひとつ設計の話。次のターンが実行可能なように動作するとした場合、当期の決定を行うとすると、どれだけ次のターンにおいて、収入や生産量・価格のような環境の安定性を考慮して、たくさん貯蓄するべきだと判断すれば消費性向が小さくなり逆の動作も考えられる。このように消費性向を変更するように設計してみよう。
パターン分けでシミュレーションしてみて結果を確認してみるのも課題。
2021年2月アーカイブ
プログラム設計について動くものを作ろうとしているところ。確率で何かを動作させると、試行回数を多くするにつれて、次第にその設定した確率が現れがちである。確率とはそういうものなので、説明は不要であろうか。
だけど、ある程度、ばらつきが大きい場合に、確率的にある状態が現れる以前、というか、現れずどちらかといえばイレギュラーな方が実現されている状態についてそれを積極的に観察しようとする、例えるならば、グラデーションの色が変わっていく様子を見るように、確率を道具として用いる事はあまりされていないのではないか(知らないけど)。
また、現代の会社という組織においては、利益の分配がピラミッド型をしていて、一部の人間に支払われる報酬が多い。(仕事内容では責任も役割も違うのだろうけどそういう話はしない。)こうしたときに、その構造が価格決定に影響を及ぼすはずなのに、どれといわず経済学ではそのような構造について、無関心であるように思う(知らないけど)。この構造の有無で、何かしらの違いが現れるかということも確認してみたい。
という事で、神の見えざる手の実装にむけた準備作業でした。
続編です。
価格決定について、どうやって実装するのかについて、消費性向1未満で、貯蓄・利潤があることを表すことにして、なるべくそれを大きく(指数では小さく)できた方が、ターンを繰返すうえで有利になるであるから、消費者であれば、同じ商品では価格は安い方を選択する決定をしやすく、販売側の供給者であればより高く売れるほうを好む。
ここまで読むと、需要曲線と供給曲線を引いて考えたくなるかもしれない。あの曲線は、軸が価格と数量であるけれど、結局のところ、当期のターンにどれ位の量を必要としているのか?について語ってくれない。なぜなら、たたき売りでどんなに安いフルーツを売っていても、食べきれなかったり、持ちきれないために買わないとかの状況を考えた時に、それらの曲線を使う場合、限界XXが大きくなるといって、需要曲線の曲がり具合を変えるように説明されるかもしれないけど、商品全部について、それに見合うパラメータをすべて外から与える事はできないし(計算可能性という話かな)、できるとしても、わざわざ遠回りして曲線を描いてから結果を観測しなくても、「最初から需要はこれだけあります。」と宣言することと変わらないと思う。数学で厳密にという人とは方法が異なる。
現実の世界でも、同じ商品について、近い所のコンビニで定額商品を買うか、少し離れたスーパーで値引きされたものを買うかのように、我々の行動にはいくつかの選択肢があり、その行動結果がある(行ってみたが売っていなかった。あるいは眠いので買いに行かなかったなど。)。そのため、意思決定の条件には距離や時間も含めた方が、現実の行動に近い表現ができる。今回の所は、それらの条件は、単純化する為に含めないことにしよう。
それでは本題で、価格決定をどうやって記述しましょうかというお話です。
コンピュータプログラムで表現するとして~確率で決定させるんだろうなあ (つづく)
さて、分かってしまったのかもしれない事を書こうとして、2回目の投稿。
要するに、当期で支払われる賃金の全合計に相当するコストと、利潤を目的にそれ以上の金額を、(消費財に)価格設定することで、取引される価格(ここでは物価に近い)は、コストに依存して決定する。ここでいうコストは賃金であり、家計の収入となって消費の源泉となるのだから、市場全体で考えると、家計に支払われた量が、どれだけ回収されるか。支払われる金額の水準が結果的に決まれば、というか何かしらあれば、その水準で、次のターンで生活可能な「取引」を行い、それは、パンとか肉とかの商品の種類もそうだけど、取引される供給量の面では、分業によって効率的に供給可能であると(前々回のお話)している。
利潤を目的とするので、需要のない商品は生産されないようになり、当たり前ながら、需要のある商品が市場に供給される事になる。投資財の価格もあるので、整理しないといけないけれど、言いたいのはそういう事である。
不思議なのは、それぞれの商品を生産するときに、直接は生産工程で関係のない商品においても、価格がリンクして、大きく(大げさには支払われる桁がちがうとか)賃金にバラつきがないように、うまいこと調整されるものである。この調整はどのように物語に書けるのか。
(最低賃金がきまっているとか制度もあるかもしれないけど。いまのところ、それは扱わない。)
この書き込みのタイトルから何か書こうとした事があったのだけれど、スルっと手からこぼれ落ちたようで、本日はここまでにしようかな。
作れば売れる前提ではなくて、なんらかの需要があるものとしている。売れるように、という動機があるので、需要を満たすように、という正解を目標に、とは言えやってみないと分からない行動をしてみるように。将来に向かって決定を行い、駆けるのである。
まず、前回までのお話の前提条件を追記しておくと、単純化の為に貯蓄はすべて銀行に預け、毎ターン手元には貨幣は残らないものとしておく。
この前提があっても、関心にしている貨幣循環を記述するうえでは、いまのところ問題はない。流動性選好のようなプロセスを複雑にする行動は含まない。必要になったら拡張すればよいだろう。
さて、「消費性向」を便利な道具のように持ち出したのであるが、それがもう一つの便利な使い方がある事にも気づいた。それが利潤である。例えば、「経済主体が利潤を追求するように行動する」ときに、生産者側での原価と利潤の割合も「消費性向」と呼べばよいのである。原価率と呼んでもよいのであり、また「消費」という意味では違いもするが、当期に使わずに貯蓄する貨幣を、この指数で示せばよいと思った。
どうやって使うかというと、企業側では、例えば、消費性向が「0.8」の場合、原価が8に対して、2の利潤を得られるように"価格設定を行う"
この指数を用いることで、価格決定まで行えることになる。そして、ここでの定義でいう消費性向が1より小さい限り、利潤を目的として行動しするという意味合いも含めることができる。
(消費者と生産者で同じ用語を使うことで、私の中では理解がしやすいのでこうしたけれど、後々つっこまれそうなので言葉は変えるかもしれない)
言葉の定義の問題なんて置いておいて、何が凄いのかというと(もう凄いって言っちゃえw)、この指数を導入すれば、価格設定もできれば、利潤を追求していることまで孕んでいる事になるではないですか。同じことを2度書いてしまったけれど、経済学のお話に登場する経済主体に寄せてきたのか。