前回のヒントの通り、「?」に金融機関の信用創造っぽい雰囲気で、金融機関を登場させて、貨幣循環を完成させてみましょう。
既出のお話で、貨幣の存在するところには、それを鋳造する"力のある者"がおります。
まったく蓄えのない王様はいないでしょうから、それを根拠に、1ターン目の初期条件で、「?」の初期値に、とある量の投資金額を提供するとして、何かしらの働きをした下働きの者の賃金として貨幣が配られて市場で取引をする。と、そういう一つの社会が存在するものというお話があるとしましょう。
1ターン目の結果では、利潤として蓄えが生産者にもたらされる事になります。
金融機関が利潤として受け取っている貨幣を預金として預かり、次のターンの開始時点で、その預金を"100%"この経済に還流させれば、同じ貨幣量で貨幣が無限にループするような可能性がある事が確認できるでしょう。
もし社会構造を変えないのであれば、公共部門が金融機関から借り入れる事になりますが、毎期借り入れてサービスを提供すれば、公共部門は毎期赤字ではあるものの、サービスを提供し続ける事ができます。
生産者は数字上毎ターン預金を増やし、その裏で公共部門の赤字額が増える。という構造の社会ですね。それは、あまり良い状態ではないでしょう。
金融機関が、公共部門になぜお金を貸し続けるかといえば、(お話上都合が良いので)王様の指示であるような事になるかもしれませんが、ともあれ、これまで続けてきた物語で、貨幣が循環する芽生えである事に間違いありません。
(単純化の為に採用した設定と同じように)王様が金を採掘させて、公共部門の借入れを次のターンに返済するとしたら、経済は全部門でプラスとなりうるのではないでしょうか。現実社会では、王様の金の採掘にあたるような富を、我々が地球から掘り起こしているのでしょうか。資本主義社会の原動力と呼べる何かを発見できるのか、発見できずにもしかしたら搾〇として説明される事もあるでしょうか。
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この辺りで、漫画にしたら単行本で2~3巻続く位のお話として煮詰めてみたい。
物語の流れでは、利子により儲けようとする活動を追加する。プログラムも作る。
その先、より複雑な構造と、人口の問題と、時間による変化と、現実の経済を語るにはさらにあれですけど、完成するようなイメージで、これは一大事業になって参りました。
「?」の答え=案1
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