いつもの思いつき。前回の続きで「労働→(賃金)→買う」の入力側の賃金について時間(t)で微分で微分して「dw1/dt」と表し、出力側の購入を「dp1/dt」(pはpayment)と表す。これを1エージェントの1ターンの行動として定義しよう。
さらに、生産者がBさんに賃金を支払う出力側について「dw2/dt」と表す事にすると、「dw1/dt = dw2/dt」と、ひとつの"投入"(injection)について、システムの一部を表現できる。(投入は2016/9/22の記事を参照)
これを、図で描く代わりに、連立方程式のように"投入"を組み合わせる事で、システム全体を定式化できる。ただし、表現できるのは"お金"の動きだけであるので、一つ一つのユニットの行動の意味付けは、後付けでも必要になる。それもまた数学らしいのか。
また、目的のシステムを描くためには、例えば「ds/dt > dp/dt 」(sはstock)のように貯蓄をくずした支払い行動の条件や、借入れなども導入することになろう。
道具としての限界は、家計のように「入力側と出力側」がセットになってる場合、地理的な条件を含めることが出来ない点であろうか。また、何かの仕掛けがなければ、既にある状態から、次の状態へ遷移する事が出来ない(組み合わせの変更)
コンピュータプログラムでは組み合わせの変更が表現できて便利だ。コンピュータでも数値で表すことは必要で、今回紹介したような定式化を、エージェントの内部仕様とすればよいのか。
(2017/7/5)
先に書いた貯蓄がらみの条件は微妙なんだけど、こうやって、たとえば係数を加えたりして、微分方程式で定式化できるのか。へー思いつきな割につっこめばお勉強になる寄り道をしたものだ。